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トラブルシューティング

日英リンクを行っていてよくある問題を以下にいくつか挙げておきます。このような問題はそれぞれの担当教師の関係がよく、頻繁に連絡が取れていれば予防、解決できる問題です。

担当教師の異動
もし突然相手の学校からの連絡がなくなったら、相手校の担当教師が学校を異動していたり、産休や病欠をしているかもしれません。異動は避けられませんが、異動がリンクにあたえる影響を最小限にすることは可能です。理想的には、両校が最低1名代理の教師を決めておき、リンクがどのように進められているか情報を共有し、リンクの成功に向け取り組めるといいと思います。

とはいえ、リンクはある1人の先生のビジョンで成立していることが多く、その先生なしでは関係の維持が難しいのが現実です。担当の先生方は、学校を異動する場合には、相手校が状況を把握できるように必ず事前に連絡しておきましょう。先方にしっかりと後任の先生のことを伝え、自分が学校を離れる前に新担当の先生と相手が連絡を取り始めるように促しましょう。異動前で忙しい時期だとは思いますが、そうすることでリンクが継続していく可能性が出てきますし、最悪リンクが失敗に終わったとしても、相手校がその原因を把握できることになります。あるいは、話し合いの結果、その先生が異動する先の新しい学校とリンクを続けるほうがいいという結果になるかもしれません。

生徒の入れ替わり
生徒に関しても、卒業や進学、テスト準備のためなどで入れ替わることは避けられません。とはいえ、以下のような方法で問題が起きる可能性を低めることはできます。

  • リンクが学校年度の途中から始まる場合、その年度末で卒業してしまう生徒のみで交流を行うのは避けましょう。
  • 活動の中心になっている生徒がリンクをやめる場合、その旨相手の担当に連絡しましょう。引き続き新しい生徒でリンクを続ける場合も、入れ替わりの時期に少し連絡が途切れる可能性があることを連絡しておきましょう。
  • クラス単位の交流の場合、学年が下の新しいクラスに入れ替わることで活動が活気付くかもしれません。
  • クラブ形式で行えば、生徒にとっては励みにもなり必要なときにはサポートもできますし、もし代わりの生徒を探さなければいけない場合にも対処しやすくなります。

相手から連絡が少ない
Eメールでリンクをしている場合、学校のサーバーが故障したりネットワークをアップグレードしたりする時に交流が影響を受ける可能性があります。Eメールで返信が来なければ、ファックスや電話で連絡をとりましょう。必要な場合にはジャパン21にご連絡いただければ、問題の所在を確認いたします。
郵便事情の問題は学校にはどうすることもできませんが、学校間で小包を交換するスケジュールができているなら、それに遅れないように発送しましょう。自分たちの発送が遅れる場合はEメールで相手にその旨連絡しましょう。Eメールは、荷物の発送完了や受け取りを相手に知らせるには大変有効な連絡手段であり、それによってリンクが継続していくと思います。

希望の食い違い
ジャパン21のような団体は、それぞれの学校からリンクの目的や希望の交流方法を確認し、その内容が合致している学校を紹介します。そのため、実際にリンクを始める前に学校側と細かく打ち合わせを行います。しかし、時には活動を開始してみて初めて問題に気がつくこともあります。

  • 何か問題があり、もともと両校で合意していた内容に沿って活動を続けるのが難しくなったら、即相手にその旨伝えましょう。相手校もその問題が解決するまで計画の内容を変更してくれるかもしれません。少なくとも、相手がもう少し自分たちの希望に合う別の学校や補足的なリンクを探すことが可能になります。
  • 反対に、自分の側からリンクの規模拡大を希望する場合、相手の担当者が関係者と相談をしたり、学校責任者から必要な許可を取り付ける時間を取りましょう。

費用
インターネットとEメールの普及で交流の費用は大きく抑えられるようになりました。それでも、郵便、デジタルテクノロジー、コンピュータ関連のメディアなど、当然何らかの費用は発生します。これまでに1校だけ地元の郵便局が郵送費を支援してくれたという例はありますが、一般的に間接的費用はなかなか援助してもらえません。交流そのものや特定のプロジェクトを対象にした助成金については、資金で扱っていますのでそちらをご覧ください。

言葉の問題
日英間のリンクが言葉の問題を抱えていることは否定できません。増加傾向にあるとはいえ、イギリスで日本語のわかる生徒や教師の数は限られていますので、通常リンクは英語で行われます。最近日本の小学校でも英語教育を始めた学校がありますが、話し言葉中心の内容であり教師も非常勤の英語専門教師が多いようです。常勤の先生方は、英国と英語でリンクを進めることには抵抗感がある場合もあります。

小学校レベルでは、視覚に訴える教材を中心にして交流を進めることは可能ですが、その場合計画の段階で教師同士の綿密な連絡が必要になります。この場合、JETプログラムの英国人関係者から支援が受けられるかもしれません。また、日本の国際交流協会などから支援が得られる可能性もあります。
あるいは、ジャパンイギリスライブ!に参加すれば、先生方も生徒も翻訳のサポートが受けられます。

使っている言語が相手にとって母国語ではない場合、生徒は標準的な英語・日本語を意識的に使うよう努める必要があります。誤字やスペルミス、テキストメッセージに使うような表現は相手にとって理解するのが大変です。

スクールリンクに関するご質問は、カスリン・ドナギー までご連絡ください。また、ガイドラインの内容について皆様のご意見・ご提案もお待ちしております。ホームページ担当者 までご連絡ください。

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